あなたは、エンドカンナビノイドシステム(ECS)という言葉は聞いたことはありますか?
私たちの体は、健康な状態を保てるよう恒常性を維持しようとしています。エンドカンナビノイド(ECS)は「認知・記憶」「食欲・代謝」「神経保護」「感情制御」「痛み・炎症」「睡眠・代謝」「老化の防止」など、多くの調整機能を司る体内システムです。
「恒常性維持とは?」病原菌が体内に侵入した時に、病原菌を殺すために体温をあげること。
そして、美容面でもとても大切で、ストレスによる「ニキビ」「肌荒れ」「食欲低下」や「過食」など経験されたこともあるでしょう。ストレスを処理して肌を美しく保つ為にECSが深く関わっています。
今回はこんな悩みを解決しちゃいましょう!
では、エンドカンナビノイドシステムについて紹介します。
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目次
エンドカンナビノイドシステムとは
人類だけでなく、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類などすべての動物に存在しています。
エンドカンナビノイドシステムは、以下の機能を持っています。
ECSの機能
- 食欲
- 痛み
- 免疫調整
- 感情制御
- 運動機能
- 発達、老化
- 神経保護
- 認知、記憶
体内で作られるカンナビノイドは、「加齢」「ストレス」などが原因で、その再生量が減ってしまい、「カンナビノイド欠乏症」となってしまいます。カンナビノイド欠乏症になると、神経疾患や糖尿病、ガンなどのさまざまな病気や老化の加速の原因になると考えられています。
- 慢性的なストレス
- 加齢
- 加工食品をよく食べる
- 大都市に住んでいる、働いている
- 車をよく運転する
- 睡眠不足
- 過度なアルコールや喫煙
上記の1つでも該当する方は、『要注意!』カンナビノイド欠乏症の可能性があります。
そして、エンドカンナビノイドシステム(ECS)は、以下のもので構成され、全身に分布しています。
構成
- アナンダミド
- 2-AG(体内カンナビノイド)
- CB1(神経細胞上に多いカンナビノイド受容体)
- CB2(免疫細胞上に多いカンナビノイド受容体)
など・・・。
よくわからない物質名が続きましたね。
エンドカンナビノイドシステム(ECS)を整える為には上記のサポートをしてくれる成分・物質を取り入れる必要があるということだけ、ご理解いただければと思います。
カンナビノイドとは?
カンナビノイドとは、エンドカンナビノイドシステムを稼働させるために必要な、特別な成分です。
このカンナビノイドがないと、エンドカンナビノイドシステムは正しく機能しません。
現在、カンナビノイドは100種類以上も発見されていて、カンナビノイドがもたらす効果や効果は、種類によってさまざまです。
カンナビノイドは、主に3つの種類に分類されています。
カンナビノイドの種類
- 植物性カンナビノイド
- 合成カンナビノイド
- 内因性カンナビノイド
最も大切なのは、内因性カンナビノイドです。
内因性カンナビノイドは、私たちの体内に存在している成分を指しています。
基本的にエンドカンナビノイドシステムは、内因性カンナビノイドで機能しています。
内因性カンナビノイドのカンナビノイドがカンナビノイド受容体と結合することで、システムは稼働します。
しかし、内因性カンナビノイドは、常に必要な量が運ばれているわけではありません。
そのうえ、内因性カンナビノイドは、ちょっとしたことですぐ、不足になってしまいがちです。
植物性カンナビノイド
植物性カンナビノイドとは、”大麻草に含まれているカンナビノイド”のことです。
体内で作られないカンナビノイドがあります。
主に有名なのは、CBD(カンナビジオール)とTHC(テトラヒドロカンナビノール)です。
この二つを簡単に説明します。
CBD(カンナビジオール)
- リラックス効果で睡眠の質を上げる
- 肌のコンディションを維持する
といった効果が期待されており、近頃日本でも美容界で注目を浴びている成分です。
さまざまなCBD製品も流通しています。
CBD(カンナビジオール)について詳しくはこちらに記載しております↓
THC(テトラヒドロカンナビノール)
- 気持ちが良くなる
- ハイになる
といった精神向上作用があります。
外国では医療に使われていますが、THCはマリファナの主成分として有名でもあり、日本では法律で禁じられています。
THC(テトラヒドロカンナビノール)についてこちらに詳しく記載しております↓
【THC(テトラヒドロカンナビノール)についてくわしく見る】
合成カンナビノイド
合成カンナビノイドとは、麻薬などとして扱われるものです。
THCと似た人工の薬物です。
乾燥した植物素材にスプレーして喫煙したり、電子タバコで気化させて吸ったりします。
これらを体内にいれると次のような作用が現れます。
症状
- 錯乱・興奮などの精神病
- 心臓発作・高血圧
- 大量発汗・けいれん
など、別の作用には、嘔吐や体温おの上昇などがあります。
合成カンナビノイドは「合成大麻」または「疑似大麻」と呼ばれることもあり、安全かつ合法の大麻代用品と偽装されて販売されることが多いようです。
CBD製品を購入するときは注意してください。
カンナビノイド欠乏症について
エンドカンナビノイドシステムは、外部からの強いストレスを受けたり、加齢に伴う老化によって、エンドカンナビノイドシステムの働きは弱まってしまいます。
それが、カンナビノイド欠乏症です。
カンナビノイド欠乏症になると、さまざまな疾患になることが明らかになってきました。
カンナビノイド欠乏症になると、
カンナビノイド欠乏症の症状
- 気分の変調
- 吐き気
- 頭痛
- 発作
- 疲労感
- 肌トラブル
- 記憶力の低下
など・・・。
このような症状がでてくる可能性があります。
私達、人間にとってカンナビノイド欠乏症というものは、大きな健康問題を起こす可能性もあるので、とても厄介なものです。
ですが、日常に少しずつCBDを取り入れることで、カンナビノイド欠乏症を防いだり、エンドカンナビノイドシステムを正常に動かすことが可能です。
カンナビノイド欠乏症対策
カンナビノイド欠乏症を避けるためには、何個かあります。
カンナビノイド欠乏症対策をして、健康になっていきましょう!
良い脂質を摂る
脂質を摂ることは、エンドカンナビノイドシステムにとって大きな助けとなります。
脂質は、内因性カンナビノイドの材料になります。
具体的な脂質は、
- オメガ3脂肪酸(魚・アマニ油・エゴマ油)
- オメガ6脂肪酸(大豆油・コーン油など)
といったものが材料になります。
どちらも体内で作られるものではないので、食事から摂取することになります。
このことから、必須脂肪酸ともよばれています。
オメガ6脂肪酸は、白血球を活性化して、病原体などど戦う働きをしますが、オメガ3脂肪酸は逆に、白血球の働きを抑制、炎症を抑えることがわかっています。
なので、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が良いバランスを保つことが、健康には欠かせません。
しかし、脂質は肥満などの原因にもなりますので、脂質の摂り過ぎには要注意です。
運動をする
運動など、身体を動かすことでCB1受容体が活性化されます。
CB1受容体が活性化される他に、カンナビノイドの伝達やアナンダミドの生産も活性化されるので、エンドカンナビノイドシステムの刺激につながります。
エンドカンナビノイドシステムの敵はストレスですが、運動するとストレスが解消されます。
特にヨガは、ストレスを軽減する効果があるのでオススメです。
ですが、強制されたり、過度な運動はストレスにつながり、CB1受容体の働きが弱くなってしまう恐れがあるので要注意です。
CBD製品を摂取する
海外のセレブの間でも注目されているCBD。
健康と美容の効果が期待されているのです。
エンドカンナビノイドシステムというものは、ほとんど内因性カンナビノイドにより動いていますが、常に十分な内因性カンナビノイドを作れるわけではありません。
しかし、植物性カンナビノイドであるCBD(カンナビジオール)を摂取することで、エンドカンナビノイドシステムの働きをサポートしてあげれるのです。
CBDを摂取したからといって、いきなり身体のカンナビノイドの量が沢山増える、というわけではありません。
物理的、精神的なストレスがかかったとき、CBDはあなたを確実にサポートしてくれるでしょう。
CBD製品を摂取する方法はいくつかあります。
- 経口摂取(グミ・ティンクチャー・ドリンク)
- 吸入摂取(リキッド・カートリッジ・ワックス)
- 経皮吸収系摂取(クリーム・パッチ・バスボム)
ちなみにクリームなどの経皮吸収系摂取方法「塗るCBD」は、炎症が起きているところにピンポイントに塗ることで、炎症が緩和されるといった効果が期待されています。
塗るCBDでオススメなCBD製品
楽天でお得に買えちゃう経皮摂取系のCBD製品を紹介します。
CBDがブームになる前から国内で販売をしていたヘンプタッチ。
雑誌掲載や百貨店、セレクトショップ、サロンなどでの取り扱われています。
外国では、オーガニックコスメブランドとしても有名です。
顔・身体・リップクリームとしても使用できるスキンバームの紹介です。
乾燥対策にもなりますが、ポイントはメイク落としにも使えるところです。
女性には嬉しいアイテムになります。
虫刺されにも効果があると口コミがあり、あらゆる場面で使用できるでしょう。
楽天の評価が高く、コスパも良く、長く使えること間違いなしです。
あなたも、CBDを生活にとりいれて健康に過ごしませんか?